1人で4サービスのオウンドメディアを運用。Claude×Ahrefs×CMSをMCPでつなぎ、SEO記事を1日10本回す仕組みを構築

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与謝 秀作マーテック芸人

概要

コーポレートサイトと自社SaaS 3サービスのオウンドメディアを、1つのCMSに集約。さらにAI(Claude)とSEOツール(Ahrefs)をCMSに直結し、キーワード調査から記事作成、リライト、メタ情報の改善までをAIが回す運用体制を、企画から構築・運用まで1名で立ち上げました。

  • 担当:1名(企画・設計・構築・運用のすべて)

  • 対象:フィシルコムのコーポレートサイト、NeX-Ray(マーケティング分析SaaS)、Xtrategy(マーケティング管理SaaS)、おためし転職(転職サービス)

  • 使ったもの:Payload CMS、Claude、Ahrefs、MCP(AIと外部ツールをつなぐ仕組み)

  • 成果:新規記事の作成とリライトを1日10本前後で安定運用。検索流入が急増し、生成AIの回答で引用される機会も増加。運用工数も大きく削減

背景と課題

サービスごとにブログやお知らせの置き場所がバラバラで、更新の手間もノウハウも分散していました。加えて日本語・英語の2言語対応も必要です。

一方で、SEOで成果を出すには「キーワード調査 → 記事作成 → 順位確認 → リライト」を高い頻度で回し続ける必要があります。4サービス分をこのサイクルで回すのは、少人数のマーケティング体制では工数的に不可能でした。

やったこと

1. 4サービスのコンテンツを1つのCMSに集約

4つのサイトの記事・カテゴリ・お知らせ・求人を、1つの管理画面で扱えるようにしました。

  • サービスごとにコンテンツを分けて管理し、権限設定で他サービスの記事を誤って編集することを防止

  • 著者プロフィールは全サービスで共通化し、専門性や経歴の評価(E-E-A-T)を1か所に積み上げ

  • 記事内のCTAから各サービスへ、UTMパラメータ付きで送客。どの記事がどのサービスの獲得に効いているかを計測できるように

2. SEOの評価を落とさない日英2言語対応

多言語サイトでよくある失敗が、「翻訳が終わっていない英語ページが大量に公開され、薄いコンテンツや重複コンテンツとして評価を下げる」ことです。

そこで、タイトルと本文の両方が翻訳済みの記事だけを英語ページとして公開するルールにしました。検索エンジンに言語の対応関係を伝える設定(hreflang)やサイトマップにも、翻訳済みのページだけが載ります。英語展開を少しずつ進めても、検索評価を損なわない仕組みです。

3. Claude×Ahrefs×CMSをMCPでつなぎ、SEO運用をAIに任せる

ClaudeにAhrefsとCMSの両方を接続し、SEOの一連の作業をAIが実行できるようにしました。

  1. Ahrefsでキーワードの検索ボリューム、競合記事、現在の順位を調査

  2. 狙うキーワードと記事構成を決定

  3. CMSに記事を作成し、タイトルとメタディスクリプションを設定

  4. 順位や流入が伸びていない既存記事を見つけ、リライトとメタ情報の改善を実施

人が担うのは、方針の決定と最終確認だけです。

毎日AIに任せる以上、「事故が起きないこと」が前提になります。そのためAIができる操作をあらかじめ絞り込みました。

  • 記事の作成と更新はできるが、削除はできない

  • 参照できるのは公開済みのコンテンツだけ

  • 担当外のサービスの記事には触れられない

  • 誰の権限で操作したかが記録に残る

4. テクニカルSEOを最初から高い水準で作り込む

記事の量を増やしても評価されなければ意味がありません。サイトの土台となるテクニカルSEOは、検索エンジンと生成AIの両方を意識して作り込みました。

  • 記事・著者・パンくずリスト・FAQ・求人などの構造化データを網羅

  • 通常のサイトマップに加え、画像サイトマップも自動生成

  • 正規URLの指定、ページ送りの整理、サイト内検索結果のインデックス除外

  • 著者ページで専門性や経歴を明示

  • 生成AI検索への対応(LLMO)として、主要なAIクローラーのアクセスを許可し、AI向けのサイト案内ファイル(llms.txt)を設置

成果

  • 記事の生産量:新規作成とリライトを1日10本前後で安定して継続

  • 検索流入:運用開始後に急増

  • 生成AIからの引用:テクニカルSEOの土台が整っていることで、生成AIの回答で引用される機会が多く発生

  • 運用工数:記事作成からメタ情報の改善までClaudeが担うため大きく削減し、1名で4サービス分の運用を実現

こんな課題をお持ちの方へ

  • 複数サービスや複数ブランドのオウンドメディアを、少人数で運用したい

  • AIで記事を量産したいが、品質や誤操作が心配

  • 従来のSEOに加えて、生成AI検索での露出(LLMO)も強化したい

構成設計から、AIを使った記事運用の仕組みづくり、テクニカルSEOの改善まで一貫してご支援できます。


技術構成(参考):Payload CMS 3、Next.js、Cloudflare(Workers・D1・R2)、MCP(Payload公式プラグイン)、Claude、Ahrefs

著者

与謝 秀作

マーテック芸人

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